みなさんこんにちは。

2020年が始まった気がしない相馬です。

 

早速ですが、みなさんは令和最初のお正月いかがお過ごしだったでしょうか?

私は元旦からアルバイトに精を出しておりました。

「今年はお正月らしいことしないで終わりそうだな…」

としょぼくれていた私ですが、私の親族はとっても優しくて。会ってもいないのにお年玉を親に渡しといてくれたわけで。1月4日に帰省した際、お年玉を受け取りました。みんな本当にありがとう。

と、感謝を捧げていたところ、水を刺す一言が飛んできました。

 

弟:「俺にお年玉くれや〜」

 

え、なんで?なぜ私が弟に対してお年玉を渡さなければならないのか。普通に嫌やわ。ここで思いつくひとつの言い訳。

 

私:「私まだ学生やし。」

弟:「じゃあ来年はもらえるってことやな!」

父:「なお。お父さんにもお願いします」

 

いやいやいやいや。違うやん。なんで?

ってか便乗してくんな、父よ。

 

世間一般的に兄弟にお年玉を渡すのは普通なのか?私は心が狭い人間なのだろうか。

でも私は嫌だ。なんとなく負けた気がする。私にとって利益ないし。歳も3つしか離れていないし。

 

しかし、お年玉というものを詳しく知らないまま嫌だというのは我儘なのでは?

もしかしたら渡したくなる理由があるかもしれない。そう思った私は、お年玉とはなんなのか調べてみました。

 

お年玉は「歳神様」が起源とされています。

歳神様は、新年の神様です。私たちはこの神様を迎えるため正月準備を行うのです。そしてやってきた歳神様はその家庭に幸福や恵み、魂を分け与えて下さいます。歳神様は鏡餅が依り代であるように、やってきた歳神様もお正月に家に飾る餅玉に依りつきます。そして、その餅玉には歳神様の御魂が宿ります。これがその年の「年魂」です。そしてこの御魂の宿った餅玉を家長が家族に「御年魂」として分け与えました。これがお年玉の由来とされています。この風習が代々受け継がれていくうちに、お餅からお金になり、子どもへ与えるものと変化したのです。(参照:暮らしの歳時記ガイド)

 

つまり、昔はお年玉=お餅だったわけです。

 

なるほど。

私は決意した。

来年はもち配り歩き女になろう。

 

以上です。ありがとうございました。